クラスのメンバ
- 2010-12-03 Fri 14:18:40
- Javaの基礎
前回のPriceクラスは、priceというint型の変数を定義しただけのシンプルなクラスでした。
priceというのは値のことで、これをフィールドといいます。フィールドとは、クラスの「性質」をあらわす仕組みです。
クラスには、値だけでなく、さまざまな処理を記述することもできます。これをメソッドといいます。メソッドについては「メソッドとフィールド」という章で詳しく学習していますが、ここでも必要な範囲で勉強します。
フィールドとメソッドをあわせて、クラスのメンバといいます。つまりクラスを作成するとは、フィールドとメソッドを定義するということになります。
では、フィールドのほかにメソッドも定義したクラスを作ってみましょう。
class Price
{
int price;
int profit(){
int culc=(int)(price*0.1);
return culc;
}
}
class Sample
{
public static void main(String args[])
{
Price pen=new Price();
pen.price=100;
System.out.println("ペンの値段は"+pen.price+"円です。");
System.out.println("ペンの利益は"+pen.profit()+"円です。");
}
}
今回は、Priceクラスに値段を設定するpriceフィールドのほかに、利益(10%とします)を計算してその値を返すprofit()メソッドを追加しました。
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